見沼田んぼのサクラ回廊は満開です


広大な見沼田んぼは元は沼と湿地でした。江戸時代に新田開発で利根川から水を引き見沼湿地の真ん中に排水路を掘り東と西の湿地の縁に用水路を新設しました。私の子供のころは用水はそのまま「用水」と呼んで夏は泳ぐほどきれいな水でした。排水路は今は「芝川」と言われていますが昔は「悪水」と呼んでいました。「悪水」と言われるほど汚くはなくよくウナギなどを釣りに行った物です。
現在用水は西縁、東縁と呼ばれコンクリートで固められ昔の自然は残っていません。

写真は180度魚眼レンズで撮っています。

江戸時代に作られた見沼代用水の土手には延20キロにのぼるソメイヨシノの回廊ができ、今まさに巨大な桜回廊になっています。
この場所は「緑のトラスト協会の所有地になっていて一番昔の自然が残っている場所になっています。