トンボの飛び方


見沼自然公園の池はトンボが沢山飛び回っています。すばしこい早さで飛んでいるところを写真に収めたいのですがとても追いかけきれません。

そのうち疑問が湧いてきました。トンボは四枚の羽をどう動かして飛んでいるのだろうか?

チョウや昆虫の大部分は前羽と後羽を一緒に動かして飛んでいます。トンボはどのように動かしてあのスピードを出しているのだろうか?動画を撮って調べることにしました。うまくいきません。動画のシャッタースピードは速くて50分の1秒程度なのでトンボの薄い羽は早くてブレて写っていません。2000分の1の静止画でもぶれています。4000分の1秒でやっと止まってくれました。
しかも早く飛んでいるところは無理で棒の先に止まるところで飛行機で言えば着陸寸前でスピーを落としたところでしか撮れませんでした。

その結果、前後の羽は別々に動かしているようです。前後それぞれ二枚は一緒の動きをしているようです。

写真はウチワヤンマの止まる寸前のものです。前後の羽は別々に動いています。

停止するために前後の羽を立てる角度を変えてスピードを調整しているようです。

止まる寸前スピードはゼロになるときです。

ショウジョウトンボ(♀)も前後の羽は別々に動かしています。

この時池の面に動いている魚を見ました。斑もようのナマズのような大きな50せんちくらいの魚です。調べたら外来魚のマダラロリカリアという南米原産のナマズの仲間でした。以前アリゲーターガーという外来魚も目撃したことがあります。写真を撮ろうとしましたが水がにごっているので写りませんでした。
水を抜いたら外来魚で大変なことになるでしょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です