追分写遊会写真展が行われます


軽井沢追分写遊会写真展が9月5日~18日までくつかけテラス(中軽井沢駅町複合施設(町図書館前テラス)で行われます。今回の写真展に私は二点の写真を展示します。いずれも沈下林でやがて消えていく運命の木々です。

菜の花で有名な北信の飯山市北竜湖です。春先、麓の田んぼに水を引くため雪解け水がタップリためられて湖岸の柳の木が水の中で新緑を輝かせています。

南信王滝村の自然湖です。この湖は1984年9月14日 長野県西部地震によって引き起こされた大規模な御嶽山の山体崩壊によって流れた土石流によって王滝川が堰き止められ湖のようになったものです。木曽檜の美林は水没し湖に立ち枯れて不思議な風景を作っています。

長野、新潟の豪雪地帯では雪解けの時期に異常に水位が上がって出来る水没林があります。新緑の緑と水の青が美しい風景を短い期間だけ作り出します。

自然湖や上高地の大正池など噴火や地震で出来た水没林は乾燥期がないのでやがて朽ちて消えていく運命にあります。


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