軽井沢から消える木々(1)


近年の開発は異常なほどです。森や草原が瞬く間に消えています。
大きな木は若干残されていますが、特にひどいのは3m~5mしか伸びない灌木は根こそぎ絶滅しています。家が建たなくても土地を売り出すために大木以外の木々をきれいに切って見栄えを良くするためです。
私は30年前に縁あって長日向(鼻曲山の麓です)に居を借りました。そして20年前に信濃追分の森の中の古い小舎を購入して一年の三分の一くらいそこで過ごしました。歩くのが不自由になって私も使わせてもらうことで中学からの友人にそこを譲って毎月数日利用させてもらっています。
かつての森は沢山の植物で豊かでした。特に灌木に咲く花たちは殆ど絶滅したと言って良いでしょう。庭木として残っている家もありますが大切に残してもらいたい物です。

肝木・・白いアジサイのような清楚な花が咲きます

真っ赤に熟れた実は残念ながら食べれれません。真っ赤な実は初雪が降るころまで残ります。

ミヤマウグイスカグラ・・春一番にピンク色のかわいい花をつけます。おめでたい名前で茶花として有名です。

6月に甘くて食べられる実をつけます。果実酒にします。

オニヒョウタンボク・・生息域が限られている希少植物です。ならんで咲く花は
やがて実がなるときつながって一つのひょうたんの様になります。(有毒)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です