12日から始まった軽井沢生活、軽井沢と言えども30度近い暑さと乾燥でまずは標高2000mの高峰高原に出かけました。
午前中は森の中のデッキでゆったりしていると心地よいのですが今年は一寸異変が。鳥の声が聞こえません。美しい声を聞かせてくれるキビタキや軽井沢の象徴のようなカッコウやホトトギスの声は帰るまで一回も聞こえてきませんでした。

信濃追分にある田んぼからの浅間山、コスモスの後ろは蕎麦の畑

例年高峰高原の夏は花で溢れているのですが、今年は花が見当たりません。ニッコウキスゲはもう終わったのでしょうか、一本も見当たりません。ヤナギランもほんの少しだけ咲いています。スキー場の斜面にはトリアショウマが咲き乱れているのですがこれも見当たりません。湯の丸林道はそろそろマツムシソウが咲くころですが、これも見たりません。シシウドやクガイソウもいつも咲いている場所には見当たりません。見つけたのはわずかなシモツケソウやハクサンフウロ、ハクサンオミナエシ、ワレモコウ位で寂しい高原になっていました。


救いだったのは高山蝶たちが見られたことです。
人なつっこいベニヒカゲ

geisyaの学名を持つクジャクチョウ


石垣から染み出る僅かな水を飲みに来た

7月から続く暑さによって鳥たちはもっと標高の高い高原に移動したようです。
花たちは7月に咲いてサッサと終わってしまったようです。
イネ科の外来種らしいものが占領しているようなので来年が心配です。