無防備なマイナンバーカード


上から下まで痛いところだらけの体ですが、今度は歯茎が腫れて入れ歯でものがかみ切れずに食事が満足に出来なくなってしまいました。「食べることが最後の楽しみなのに」と病院に駆け込んで口腔外科で治療することになりました。上顎の治療は鼻腔と近いためリスクがあるとのことですがそんなことを言っていられません。
新患なので手続きで受付で待っていると受付の女性が「マイナンバーカード」で受付するよう言っています。カードの読み取り器は私の座っているベンチから丸見えです。「暗証番号を入れて下さい」と言われて打ち込んでいますが、その番号は丸見えです。私が呼ばれる前に3人の方がカードで操作していましたがすべての方の暗証番号は私の席で読みとれました。その番号は生年月日が類推されるもので預金も同じものを使っていることも予測出来る感じでした。

銀行や、クレジットカードの暗証番号入力は他人から見えない工夫がされていますが、医療機関のそれはまったく無防備です。国はカードをいろいろなものと紐付けようとしていますが利用する側はそのリスクの重要性をまったく理解していないのでこのまま進むと日本はますます詐欺天国になってしまいそうです。

マイナンバーカードは顔認証もできますので、他人に見られるような場所での利用は暗証番号を使わず顔認証を使うべきだと改めて思いました。

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